2012年7月30日月曜日

Tijuana 歩いてメキシコへ入る

2012年7月28日

順番がずれてしまうが、あまりに衝撃的な1 Day Trip だったのと、日本では経験しない陸続きの入国の大変さを経験したので、忘れないうちに書き留めておきたい。
だいたい今回メキシコへ旅行することになったのは、日本に帰る予定だった私がどうしてももう半年くらいアメリカに滞在することになり、I-20 を新しく発行してもらったので、もう一度アメリカに新しく入る記録を残すために I-94 の入国確認のためのハンコウを押してもらうためだ。
California の最南端、San Diego から南へ10マイル位南下するともうメキシコの Tijuana (ティフアナ、ティファナと日本語のガイドや地図にはある)だ。ガイドブックでは車を使う人用には説明していないので、今回私は多少情報不足だったが逆に失敗談を含めて記録したいと思う。
San Diego からI-5 でもI-805 でもどちらからでもいいが、最終的に一緒になって国境のゲートに向かう。その一緒になる直前に「アメリカ最後の出口」(緊張しすぎて写真が撮れなかった)と書いてある出口から降り、交差点を直進して大きな駐車場に入る(2時間まで無料、1日10ドル)。入ゲートタイムの入ったカードを窓から見えるところに置いて、荷物を持ち、カギを閉めて出発する。駐車場には特に目立った表示はないが、みんなゲートの方へ向かうので分かる。


アメリカ側のゲート。回転ドアで特に係官はいない。車のゲートの上に MEXICO の文字が見える。いよいよ入るんだな、という緊張が走る。


国境の印。左 MEXICO、右 USA。

メキシコに入る前にもうひとつ同じようなゲートを通る。これはどのガイドにも書いてなかった。このゲートはまっすぐでも右に曲がってちょっと行ったところのでもどちらでもOK。どうせみんな右に行くのだ。ゲートの向こうにはタクシーがたくさん客引きをしていてうるさいくらいだが、どちらでもいい。 私たちは歩くことにした。


途中、川を渡る。立派な歩道橋である。まだ9時過ぎなのであまり人はいないが、帰りには出店やキャンディなどの売り子が出ていた。
この川は一見きれいそうに見えるが、匂いはどぶ川である。日本で私が子どもの頃よく嗅いだ下町のにおいだ。思い出してみると、アメリカの川も周りの環境は似ていると思うがあまり臭わない。下水処理がきちんとできているということだろうか。

 

このアーチからTijuana のダウンタウン見学が始まる。国境ゲートからでもよく見えるので、歩いてダウンタウンへ行く人はこのアーチを目標に歩道専用道路を歩いていけばいい。特に地図はなくても迷うことはない。ガイドブックにあるほど物乞いの子どもは多くなかったが、一人にあげると次々ときりがないので"Sorry" とだけ言って無視する。身体障害のある人、お年寄りも物乞いやキャンディを売りにくる。アメリカの人は寄付(Donation) が好きなのか、文化・風習なのか、よく買ってあげたり数ドル寄付したりしている。

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